ファミコンがブームになる前の家庭用ゲームといえば任天堂の「テレビゲーム15」やエポック社の「カセットビジョン」などが挙げられますが(もちろんアタリ「VCS」も!)、「ゲーム&ウオッチ」に代表される電子ゲーム機もかなり出回っていました。
そうした電子ゲーム機の中にはディスプレイ部にFL管(蛍光表示管と呼ばれる真空管の一種)を使用したものがあります。単色の液晶よりもカラフルで、しかもキラキラと輝くビジュアルはゴージャスな雰囲気があり、やや大きめな筐体デザインもあいまって子供ゴコロをとらえるアイテムです。
今回、お譲りいただいたのはコナミのアーケードアクション『ツタンカーム』をバンダイがFL管ゲームとしてリリースしたものになります。FL管ゲームはトミーがコナミの『スクランブル』、エポック社がナムコの『パックマン』、コレコがセガの『ザクソン』などをリリースしており、アーケード移植タイトルが意外と多いのが特徴ですね。
ディスプレイカバーのデザインは今見てもかわいらしいですが、ゲームはオリジナルと同様、かなり難しいです…(笑)。迷路攻略のパズルアクションとしての再現度もなかなかのもので、やりごたえがあります。
FL管の弱点には電池の消費量がやや多いことがあり(真空管だから仕方ないんですよね…)、その対策として単2電池を4本も使います。ACアダプタにも対応しているので、やりこみ派はACアダプタ必須ですね。
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