史上初のBGMが流れるゲーム!『バルーンボンバー』でゲームの歴史に触れよう!!

毎度お世話になっております。
BEEP秋葉原店のアーケード基板担当でございます。

今回は現在秋葉原店の店頭にて無料でプレイ可能なタイトーのアーケードゲーム『バルーンボンバー』をご紹介します。


バルーンボンバーは1980年にタイトーから発売されたシューティングゲームです。

ゲームは自機となる高射砲を操作して上空の爆弾付き風船をひたすら破壊するというシンプルな内容の固定画面シューティングゲームです。ですが色々な要素を追加して緊張感を高める演出をしているのが特徴です。

風船爆弾からは爆弾が発射されますが、たとえそれを避けても落下地点に穴が開いてしまいます。自機は穴を超えられないため…

どんどん移動できるスペースが減ってゆき…

終いには全く動けなくなってしまいます。こうなると自機がやられるのも時間の問題。

しかも自機がやられるまで元に戻らないという酷な仕様。おまけに風船は破壊すると出現位置がどんどん下に下がってくるわ、新たに複葉機が現れ爆弾を撒き散らすわで絶望的な状況に…。

最初はのどかな雰囲気で始まりつつも、ゲームが進行するとどんどん追い詰められていく感覚がクセになりますねー。

このように緊迫感のあるゲーム内容なんですが牧歌的な耳に残るBGMが流れ、殺伐としたゲーム内容にインパクトを与えているように感じます。
実はなんとこのバルーンボンバー、まだゲーム基板に決まった音源も無かった時代の作品にも関わらずゲーム中にずっと流れるいわゆるBGMが付いた史上初のゲームだそうです。(あのナムコのラリーXと同年)すごいですね。
作曲は今村善雄氏。タイトーのサウンドチームの基礎を築いた技術者の方です。

タイトーサウンドの発祥については4Gamer様のインタビュー記事がとても興味深いのでオススメです。↓↓
https://www.4gamer.net/games/464/G046469/20200324041/


こちらがバルーンボンバーの基板。タイトー不朽の名作『スペースインベーダー』の物をベースに改造を加えられた物となります。恐らく何度か修理され、当社でも配線等のメンテナンスを行っておりますが、基本的には50年以上前の当時のままの姿です。

スペースインベーダーは3枚の基板で構成されていますが、このバルーンボンバーには
更に1枚小型の基板が追加されているのがわかります。

こちらの『バルーンボンバー』基板はBEEP秋葉原店にて展示販売中です!
お値段は消費税込み298,000円! もはや歴史的な資料としても大変貴重な「遊べる文化遺産」とも呼べる一品ではないでしょうか。これほど良好なコンディションの個体はなかなか入手困難かと思いますので興味のある方はぜひお問い合わせ下さいませ。

また、BEEPでは常時このようなアーケード筐体をはじめゲーム基板やポスター、チラシなどの関連アイテムを常時高価買い取りしております。1点からでも無料でスピード査定しております。コレクションの整理をお考えの方や処分にお困りの方は是非お気軽にお問い合わせ下さいませ。

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※文中の記載は基本的に基板担当のインターネット調べによるものです。
実際の情報とは異なる場合がございますので参考程度にお読み下さい

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