BEEP秋葉原店スタッフのビッグダデー村田でございます。
2023年10月で、PCエンジンが発売から36周年を迎えました。
CD-ROMをゲームソフトとして採用した初のゲーム機です。
(ただしPCエンジン本体だけではCD-ROMは使用できません)
今回はそんな記念碑的ゲーム機であるPCエンジンを村田が手にれるまでの道のりなど書いてみたいと思います。
ゲームの紹介ではありません。スタッフの雑談としてお気楽に読んでいただければと…。
PCエンジン発売前は「アールタイプやドラゴンスピリットが出るのか…欲しいけどソフトと合わせて3万円超えは厳しいな」という感じで、この時点では買えたら買おうかなぐらいの軽い気落ちでした。
1987年10月にPCエンジン発売、年上の友人がすぐに購入し、実際のプレイ動画をビデオテープに録画したものを渡され、さっそく洗脳され始めましたが、まだ村田自身は購入には至らず。
1988年12月CD-ROMシステム発売。1989年に『ヴァリスII』発売。
CD-ROMシステム発売後『ファイティングストリート』や『ヴァリスII』等CD-ROMのゲームを例の友人がビデオにプレイ動画を録画したものを渡され洗脳は続いていました。
村田個人、ヴァリスIIのヒロイン「優子」を演じる「島本須美」さんの声は非常に好きでしたので、PCエンジン版ヴァリスIIは洗脳効果絶大でした。しかし金銭的都合もありまだ購入できず。
そして運命の1989年12月『イースI・II』発売。例によって友人がオープニングやIとIIの間のデモなどを録画してきてくれました…イース好きの村田的にはあのBGMや主要シーンでキャラしゃべりまくりなことがツボにはまりまくり。
ついに、この冬休みでアルバイトでPCエンジンフルセット(PCエンジン本体、CD-ROM2システム、イース)の購入代金を稼ぐことを決意。
とは言っても冬休みは期間が短いうえに所詮は高校生のアルバイト。稼いだアルバイト代を全部使ってもPCエンジンフルセットを購入するには足りずじまいという結果に。
とりあえずアルバイト代でCD-ROM2システムとソフトだけ購入し、PCエンジン本体はいつもの友人より借りる形になり一応は自宅でPCエンジン版『イースI・II』を楽しむことができるようになったのでした。
1990年3月16日にPCエンジン版『スーパーダライアス』や『源平討魔伝』が発売され、友人より本体を返して欲しいという話があり返却。村田は再び自宅ではPCエンジンで遊べない状態になりました。
『源平討魔伝』発売の少し後の1990年3月26日、新宿のルミネで「ミス・リリアコンテスト」という『イースII』のヒロイン「リリア」のイメージガールを決めようというイベントが開催されました。
観覧希望の人は往復ハガキで応募し、当選すれば観覧できるという当時としてはごく一般的な形でした。村田も応募し無事当選。当日は観客のひとりとして会場でイベントを楽しんでおりました。
コンテストでは「杉本理恵」さんが優勝されたのは皆様ご存じのとおり。
コンテスト自体も終わり、イベントとしては締めのプレゼント抽選会が開催。
観覧応募の時に送った往復はがきが抽選箱に入っており、抽選箱から選ばれたハガキの送り主がステージに上がり、1対1でミニゲームを行う形式で勝てば景品ゲットという流れの物です。
恥ずかしながら、いきなり村田は壇上にお呼ばれ。
ミニゲームは相手とじゃんけんをして、勝った場合は相手を棒状のもので叩き、負けた方は盾で防御。防御される前に相手をたたければ商品ゲットというシンプルかつ有名なミニゲームです。そして、勝ってしまいました!
景品の種類はいくつかありましたが、村田がゲットした景品は「ハドソン賞」でした。
賞の内容は「PCエンジンコアグラフィックス、CD-ROM2システム、イースI・II、天外魔境」のフルセット!
…めちゃくちゃ嬉しかったことは確かですが、ほんのちょっぴりだけ複雑な物を感じたのも確かです。
これでようやく村田家にPCエンジンフルセットが集結し、友人にPCエンジン本体を借りることなく、好きな時にPCエンジンを楽しめるようになったのでした。めでたしめでたし?
その後もスーパーCD-ROM2が発売されれば『スーパーシステムカード』を購入し、
『ストリートファイターIIダッシュ』が発売されれば6ボタンパッド共々購入、
(SFC版ターボやMD版ダッシュプラスも買いましたがw)
アーケードカードが発売されればネオジオ本体をもっているにもかかわらず『アーケードカードPRO』を購入したりと、PCエンジンはかなり長い期間村田家のメインゲーム機でした。
2024年で30周年を迎える『ときめきメモリアル』も当然のように発売日に購入し猿のようにプレイしました♪
発売日入手なので当然初版です。初版かどうかの見分け方はいくつかあります。
見分け方の一つとしては、ジャケット裏面の「コナミの住所」と「本品の~」の間に記号の印刷が無いことがあげられます。
ちなみに画像のソフト類は休みの日に部屋から一生懸命発掘した村田私物です。
最近村田家では使用頻度が落ちているPCエンジン、もしM2が『スペースファンタジーゾーン』を完成させて世に出してくれたら3本ぐらい買って遊びまくるかもしれません。というか出してください、お願いします。
比較的物持ちは良い方だと自負している村田ですが、懐事情などにより手放してしまったソフトも結構あります。買い戻したいなと思うソフトもありますがなかなか巡り合えないのが現状です。
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(もちろん、ほかのスタッフも迅速・丁寧な査定をいたしますよ!)
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