2023年12月29日金曜日

サントラCD『虫姫さま』の紹介です。

どうも皆さんこんにちわ！　いっちー☆ほしです！
サントラ紹介第3弾です。
今回は『虫姫さまオリジナルサウンドトラック』です♪

いつもどおり、『虫姫さま』を知らない方向けに、ゲームの説明をします♪
ゲームは、『弾幕シューティング』で、複雑なシステムはなく、純粋に弾幕を避け、敵を倒していくゲームです。難易度の選択もできるので、初心者から上級者まで遊べるように配慮されてます。思いのほか難易度設定ができることで、多くのプレイヤーから好評を得たようです。
そして、本作のジャケット絵にもなっている『レコ姫』は、ケイブの看板娘のポジションを務めることになっていきます♪

余談ですが…
「アキ&アッカ」というボスがいるんですが、プレイヤーに試練を与えているという設定になってます。プレイ中にミスすると「君ならできるよ」「ほら、しっかり！」と励ましの言葉をくれます。ただ、言い方や弾幕の嵐もあってか「君ならできるよ(笑)」などとネタ化されいたりします…。
そして、「次は君に頼みたいんだ」と言う割には、超全力で狂気の弾幕を張ってくるので、個人的には「頼む気全くないよね！」とよく思ってます…。

ここで、知ってほしいお話しもひとつ…
当時ケイブのプログラマーであった池田恒基氏が公式で注目コメントを残し、衝撃が走った記憶があります。それは、主人公のレコ姫は「はいてない」と発言…。
何が？と、気になると思いますが、あえて記載はいたしません…(〃ﾉωﾉ)

では、ゲームの説明などは終了しまして、本題に入っていきたいと思います♪

まずは、虫姫さまの曲を手掛けた、お2人を紹介したいと思います！
『並木学』さんと『岩田匡治』さんが担当しております。キャッチーで幻想的な感じになってまして、ゲームの世界観にマッチしていると思ってます。また、徐々にアップテンポになり、プレイしていてもテンションがあがっていくのが好きでした。また、荘厳な真ボス戦「鎮魂の空」、ED曲「きみに頼みたいんだ」の2曲は人気が高いですね♪

並木学（なみきまなぶ）
NMKなどを経て『バトルガレッガ』『虫姫さま』をはじめシューティングゲームへの楽曲提供が多い印象です。しかし、シューティングゲーム以外でもすごく活躍してるんです！　『ボンジャックツイン』『でじこミュニケーション2 打倒！ブラックゲマゲマ団』『ブラック★ロックシューター THE GAME』など多数の作品でも活躍しております！　そして『テトリスニューセンチュリー』ではゲームプレイに応じてリアルタイムかつノンストップに音楽が変化していくなど凄いことをしています。
主な作品としては、
・1993年 - サンダードラゴン2
・1994年：作戦名ラグナロク
・1996年：バトルガレッガ
・2002年：怒首領蜂大往生
・2003年：ケツイ～絆地獄たち～
・2004年：虫姫さま
・2006年：虫姫さまふたり
・2007年：デススマイルズ
・2008年：怒首領蜂大復活
・2010年：怒首領蜂大復活ブラックレーベル
・2012年：怒首領蜂最大往生
聞いたことがあるタイトルばかりですね。

岩田匡治（いわたまさはる）
ボーステック株式会社にアルバイトで入社し、『爆走バギー一発野郎』ED曲でデビューという経歴を持ってます。また、有名なお話では、崎元仁さんと1988年の夏コミで発売された同人ソフトの「REVOLTER」の制作中に知り合い、それ以来、オウガシリーズなどを合作で世に出してきた方なんです。オウガシリーズの曲も一度聞くと忘れられないほどのインパクトをもらったりしましたね。
※崎元仁さんは『グラディウスV』でトランスとオーケストラを融合させた凄い方です。
その他には『伝説のオウガバトル』、『ファイナルファンタジーXII』、『戦場のヴァルキュリア』他、多数あります。

主な作品として
1988年：REVOLTER(PC-88/A.S.C.G)（同人ソフト）
1990年：ムサシの冒険
1991年：マジカルチェイス
1993年：伝説のオウガバトル
1995年：タクティクスオウガ
1999年：オウガバトル64
2001年：タクティクスオウガ外伝 The Knight of Lodis
2004年：虫姫さま
2004年：ステラデウス
2005年：ウィザードリィ・外伝～戦闘の監獄～
並木さん同様に、聞いたことがあるタイトルが多いですね。

サントラ内容に関しての紹介にはいります！　このサントラCDは１枚で曲は２ループで再生されます。曲の雰囲気や音はなんとなく「怒首領蜂シリーズ」に似ている気もするんですが、怒首領蜂はサイバー感が強めで、「虫姫さま」はゲームタイトル通り昆虫や自然の雰囲気があるので比較的やさしめな印象ですね。

今回のオススメ曲3選
「シンジュが森へ」
ステージ１のBGMです。
ステージ１BGMとして安定感があります。
明るめのゲームデザインが反映された一曲ですね。駆け出しの疾走感が印象のメロディです。

「流星の夜に似た」
ステージ４のBGMです。
他のステージBGMに比べテンポはゆっくりです。ただ、イントロの入りから音が非常に幻想的なイメージを出してます。透明感のあるメロディでとても綺麗な感じですね。

「森のずっと奥の方」
ステージ５のBGMです。
終盤で音楽は重くなるのかな？と思いましたが、BGMはスピード感があって、明るい基調のメロディなんですよ。遠くに響く笛のようなメロディもあって印象に残ってます。

そして、今回のサントラのボーナストラックとして「崎元仁」さん作曲の「ロケテスト曲」と「松本大介」さん作曲の「レコ姫の冒険」も収録されてます。「細江慎治」さんアレンジの「シンジュが森へ」「佐宗綾子」さんアレンジの「炎の大地を歩く」「坂本昌一郎」さんアレンジの「流星の夜に似た」も収録されていてボリューム満点のサントラとなります。
更に！　おまけとしてゲーム中のキャラクターボイスをまとめた「ボイスコレクション」も収録されているので、超お得なサントラです。

また、さらに限界突破した特典として、なんと主人公であるレコ姫のフィギュアがセットとなってます！当時、このボリュームでフィギュアまでついて定価4,725円て…安すぎない！
と言われていたようです。

楽曲の雰囲気は明るくて、何度も聴きたくなるほどの不思議で幻想的な感じでした。
そして、楽曲はケイブ作品の中でも上位に入るものだと個人的には感じてますね。

そして、最後に…
ゲーム・音楽も好きでしたが、虫姫さまはイラストも印象的でした。
あまりシューティングゲームとしては見ない珍しいイラストだなと思ってましたね。
個人的に不思議と惹かれる絵で、当時は携帯の待ち受け画面にするほどハマってました。
※コタニ：トモユキさんがイラストを描いてます。