目指せ、ぶたさんのちゃんぴおん! 単純明快で爽快な爆弾投げバトルロイヤル『ぶたさん』のご紹介です。

今回は村田的にジャレコのゲームの中では一番名作だと信じて疑わない『ぶたさん』をご紹介。
大好きなゲームではありますが、今回は思い出要素はあまりありません、が、
いつも同様肩の力を抜いてお読みいただければ幸いです。
BUTASAN_INST
『ぶたさん』販売はジャレコですが、開発自体はNMKが行っております。
NMKは『ぶたさん』の他『アーガス』や『P-47』等、ジャレコから販売されたゲームの
多数の開発を行っていたメーカーですね。
『ぶたさん』の名の通り、主人公は「ぶたさん」名前は1Pが「ぴぐ」2Pが「ぽん」です。
どちらも水玉パンツがチャームポイント♪その他登場キャラも全員「ぶたさん」です。
らいばる達は他の「ぶたさん」を倒すことよりも居眠りを優先する「ぶたさん」など、
個性あふれる「ぶたさん」が多数登場します。
各面のスタートに、登場「ぶたさん」の紹介がありますが、それを見ているだけでも楽しいですよ。
BUTASAN_RIVAL

ゲームの目的はらいばるの「ぶたさん」達を爆弾で倒し「ぶたさんのちゃんぴおん」になること。
ゲームのルールは至ってシンプルで「フィールドに落ちている爆弾を拾って、他のぶたさんにぶつけて倒す」それだけです。
2人同時プレイもOK。自分の投げた爆弾や、相手プレイヤーの投げた爆弾に自分が当たってもミスになります。
逆に、他の「ぶたさん」が投げた爆弾に他の「ぶたさん」が当たっても、他の「ぶたさん」は退場とります。
その結果自分は何もせず面クリアと言うことも稀に(本当に稀に)あります。

3面クリア毎に「ぶたたたきげーむ」なるボーナスステージが登場、
もぐらたたきゲームみたいに穴から出てくる「ぶたさん」をビンタするというこれまたシンプルなルールです。
わかりやすくて良いですね。

そして全12面をクリアすると晴れて「ぶたさんのちゃんぴおん」になりエンディングとなります。
しかし、2人同時プレイで12面をクリアした場合、1Pvs2Pで真のちゃんぴおんを決める「ざ・ですまっち」が始まります。
村田はぼっちプレイヤーでしたので、この「ざ・ですまっち」をプレイしたことないんですよ…

見た目も愛らしく、爆弾を投げるだけという単純明快で楽しい『ぶたさん』が家庭用に移植される日を村田待ち望んでいたのですが、
残念ながらあまり移植の機会には恵まれませんでした。以下主な『ぶたさん』関係を軽くご紹介。

☆X68000版
マイコンソフトより発売。初の移植にして完璧な移植。
ただ、X68000自体がお高いのでお手軽にプレイできなかったのが欠点と言えば欠点。
(果てしなく難癖に近い…)
BUTASAN_X68000

☆アーケードアーカイズス版
2015年にプレイステーション4版がアーケードアーカイブスにて配信開始。
満を持して業務用稼動開始から30年近く経って家庭用ゲーム機に登場です。
2019年にはニンテンドースイッチ版も配信されました。

海外ではMSX等に移植されていたようですが、村田は一度も実物を見たことはありません。
パッケージイラストは国内版はこんなに可愛らしいのに海外版は「どうしてこうなった?」
というレベルで変わり果てています。パッケージを見た瞬間「ヒャッハー!」という声が聞こえてきそうです。
気になる方は『Psycho Pigs U.X.B.』で検索して見てくださいませ。
移植とはちょっと違いますが、
セガサターン/プレイステーション用ソフト『スーチーパイアドベンチャー ドキドキナイトメア』に
キャラクターをスーチーパイのキャラに変更し4人同時プレイ可能になったミニゲームが収録されています。
DKIDOKINIGHTMARE
DOKIDOKINIGHTMARE_MINIGAME

アーケードアーカイブス版が配信された2015年には、ニンテンドー3DS用ソフトとして
『ぶたさん』のリメイク作品である『たたかえ ぶたさん』が配信。勿論村田も購入しプレイしました!
…あくまで村田個人の感想ですが、ニンテンドー3DSの画面の解像度の関係もあり、キャラクターの大きさに対しフィールドが狭いかなと。
そしてオリジナルには無かったフィールドに障害物も追加されており、遊んでいるとその障害物がに引っかかることもしばしば。
障害物なんだから邪魔で当然と言われればそれまでですが、爽快感はオリジナルの『ぶたさん』より劣るかなと。あくまで村田の感想ですよ。
プレイ感覚は間違いなく『ぶたさん』であり、開発資料など収録されておりサービス精神あふれる1本であります。
残念ながら、このブログを書いている時点(2024年4月)では既にDL販売終了してしまっております。
https://www.nintendo.co.jp/titles/50010000036255

そして業務用/セガサターン/プレイステーション他で展開された『ゲーム天国』では『ぶたさん』の主人公である「ぴぐ」が
自機として登場。勿論武器は爆弾!
家庭用では、機動戦士ガンダム0083の「アナベル・ガトー」やメタルギア・ソリッドシリーズの「ソリッド・スネーク」を演じられた
「大塚明夫」さんが「ぴぐ」を演じられています。一体どうやってキャストを選考したのか非常に気になりますw
サターン版に付属のOVAなどでも大塚さんが「ぴぐ」を演じられており、ゲーム中以上に茶目っ気たっぷりな「ぴぐ」が堪能できます。
GAMEPARADISE
GAMEPARADISE_OVA

この他、1989年にはぶたさんを主人公としたパズルゲーム『落っことしパズル とんじゃん!?』も発売しています。
こちらの開発もNMKが行っております。
パズル苦手な村田は未プレイなんです、すいません…買って帰って修行しますね。

そんな感じで『ぶたさん』の紹介を終わりたいと思います。
超大作のゲームも良いですが『ぶたさん』のような短時間でさくっと楽しめるようなゲームもまた良いものです。
アーケードアーカイブス版なら838円で購入できます。ご興味をもたれましたら是非購入を!

そしてBEEPでは『ぶたさん』のアーケード基板やX68000版は勿論の事
村田が未プレイのMSX版の買取を行っております。勿論『ぶたさん』だけではなく
各種業務用基板やレトロパソコン、レトロコンシューマ機等買取を実施しています。
お見積りだけでも構いません、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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