ビッグダデー村田です。
今回は「MSX0 Stack」店頭販売開始ということで、MSXの思い出を語ってみたいと思います。
と、その前に…「MSX0 Stack」はBEEP秋葉原店及び弊社ECサイトにてお求めいただけます。
BEEP特典として
『ザ・キャッスル(MSX 用ROMカートリッジ版)』
『ライズアウト(MSX 用 ROM カートリッジ版)』
『MSX0版 ラスグレイブ探偵譚 短編 謎の郵便物』
『MSX0版 ラスグレイブ探偵譚 短編 夕刻の書』
のデータの入ったCD-Rをもれなくプレゼント!
(https://www.beep-shop.com/ec/products/detail/49558)
さて、ここから思い出語りの始まりです。
ファミコンのゲームだけではなく、パソコンのゲームもやってみたいなぁと思う物の
10万円20万円、もしくはそれ以上のPCは手が出せませんでした。
パナソニック製MSX2の「FS-A1」が破格の29800円で既に販売されていましたが、
中学生だった村田的にはその金額でもまだお高い…そんな時家電店の処分コーナーにあった
「HB-11」目に入り、とりあえずこれでいいか、と言う感じで購入。
お値段5000円ぐらいだったと思います。
これが村田にとっての初MSXにして初パソコンでした。
一緒に『ディーヴァ』も購入。MSX版『ディーヴァ』のデータを記録するにはデータレコーダが必要です。
しかし村田は周辺機器買うならソフト買うぜ!という思考の持ち主でしたので、データレコーダは未購入。
一応データレコーダはラジカセで代用がききますので、ラジカセを使えばいいかという気持ちもありました。
ラジカセを接続し『ディーヴァ』のデータを記録しようとするも成功せず。
何度やっても成功しないので嫌気がさし
「セーブできないのならノーセーブクリアすればいいじゃない」
という考えにシフトしたのです。まぁ若気の至りとでも言いましょうか…。
最終目的地であるナーサティア双惑星への道を開いたときは、全滅させないように泳がせておいた
敵艦隊が向こうから戦闘を仕掛けてきて自滅、敵陣営消滅でノーマルエンドへ。
次にチャレンジした時は泳がせておく敵艦隊を複数にすることにし、敵艦隊が自滅する前に
ナーサティア双惑星にたどり着き制圧、無事トゥルーエンドにたどり着けました。
ノーセーブだと最初から初めて4時間ぐらいのプレイ時間だったかな?
今同じ事をやれと言われても多分無理だと思います。
お次は『グラディウス2』を購入して、受験生だというのに遊びまくりましたっけ。
この辺は以前のブログで書かせていただきましたので、お時間とご興味のある方はそちらをご覧頂ければと。
(https://www.akihabara-beep.com/7357/)
そして忘れてはならないのが『ザナドゥ』、当時のPC用としては最後発だけあってMSXながらも
凄く出来が良かったですね。
村田的にMSX版で特にうれしかったことは、
装備を変更するときちんとプレイヤーキャラのグラフィックも変更される事!
こういうのって低スペック機に移植される場合、省略されることが多い(気がする)ですが、他機種同様
グラフィックが変わって芸細かいなー、と感動したものです。
セーブ&ロードもバッテリーバックアップなので一瞬で終わるのもまた良し。
『ザナドゥ』プレイ中に大変お世話になったは、電波新聞社発行の「チャレンジAVG&RPG」です。
説明不要な定番シリーズですね。
マジックグラブ(マジックグローブ)の場所とかマップに書き込んで、ドラゴンスレイヤーを拾った後に
書き込んだマップを見ながらマジックグラブ(マジックグローブ)やロッドの回収等、非常に重宝いたしました。
「チャレンジAVG&RPG」シリーズ、しばらく復刻が有りませんでしたが、2024年のベーマガイベントにて再復刻が発表されております。
このシリーズ、読み物としても面白いですし資料としても重宝しますので、
お持ちでない方はこの機会に入手をお勧めします。
(2024年9月現在、具体的にいつ復刻されるのかという情報は出ていません)
チャレンジAVG&RPGの助けも有り「バトルスーツ」「ドラゴンスレイヤー」「+7ラージシールド」
ついでに「Death」の魔法の熟練度を全て255にしてキングドラゴンと最終決戦…
はい、ぼろくそに負けまくりました。
そこで戦法を変え「Death」の魔法だけで倒すことに。
MSX版、敵に密着した状態で魔法をあて、そのままスペースキーを押しっぱなしにしておくと
反撃を喰らうことなく魔法をあて続けられるうえ、MSX版は魔法使用時に魔法発動の曲?が流れないので、
スムーズに魔法が連発出来ます。
とはいっても、Deathの魔法でキングドラゴンに与えられるダメージは微々たるもの。
キングドラゴン初討伐は数時間ぐらいスペースキーに重しを乗せた放置プレイでした…。
その後はちゃんと物理攻撃で倒せるようになりました!
この他にも魔城伝説シリーズや沙羅曼蛇等などもがんばってクリアしていました。
しかしMSXを入手したその翌年、いろいろあってPC-8801FAを入手!
「そこはMSX2じゃないんかい」という突っ込みはご容赦を。
MSXから88にメインPCがシフトし、その後もPC98やX68000、FMタウンズを入手していきましたが
何故かMSX2の購入には至らず。我ながらなぜなのか?理由が思い出せません。
1990年代後半になると、MSXやPC88等の出番はほぼなくなり、PCの使用はWindows機ほぼ一択状態に。
本体類は処分こそしませんでしたが、PC-TV454やシャープ製3モードモニター類はさすがに場所を取るのでこの頃に処分してしまいました。
なんともったいない事を、と今にしてみれば思いますが、
当時はさすがにもう使わないかなと思ったんですよね。
月日は流れ201x年、紆余曲折あり(?)BEEP秋葉原店で働くことになりました。
いやー、まさか21世紀にもなってMSXやX68000等に囲まれて仕事することになるとは想像もしていませんでしたね(笑)
店舗の環境に感化され、ここでついにMSX2を購入いたしました!
(なので、SDスナッチャーをプレイしたのは割と近年だったりします)
今では「HB-F1」「FS-A1」「FS-A1F」「HB-F1XDJ」そして「HB-11」の5台持ちとなりました。
一番使用頻度が高いのは、FDD搭載機としては非常にコンパクトな「FS-A1F」です。
これにFMパック装着状態で使っていることが非常に多いですね。
次に買うのはTurboRか?それともMSX3か?
MSX3が幾らぐらいになるかわかりませんが、なんにせよお金をためて用意しておかないといけませんですな。
令和の世も進化を続けるMSX、思い出はまだまだ増えていきそうですが
とりあえずMSXの思い出語りはこの辺で締めくくらせていただきます。
BEEP秋葉原店ではレトロPCやレトロ家庭用ゲーム機、アーケード基板他趣味の物何でも買取を行っております。
箱や説明書は無くても買取OKです。むしろMSXソフトに関しては箱や説明書のカートリjッジ単品が良く売れるため万年在庫不足です。1本からでも大歓迎ですのでBEEPにお譲りくださいませ。
詳細はこちらも合わせてご覧ください。
BEEP 秋葉原店