【レトロゲームを末永く遊ぶためのコツ!】レトロゲームのメンテナンス術~カートリッジ編~

秋葉原BEEPの家庭用ゲーム担当のアキ山です!

レトロゲームを末長く遊ぶためにはメンテナンスが大事です。
今回はその第一歩の「クリーニング」についてBEEPが行っている方法をご紹介いたします。

清掃用具一式

■基板クリーニング編

ファミコンやメガドライブなどカートリッジが読み込まなくなる、読み込みづらくなる事って割と頻繁に起こりますよね。
その大半が基板面に汚れが付着し、読み込みがしづらくなることから起きています。
読み込まなかったカセットは息をフーフーすればつくようになる!
と思い実際にやっていた方はたくさんいたのではないでしょうか。
実はフーフーするのは基板に息がかかって酸化するのでかえって悪く、
起動してもカセットを差し直したことにより、たまたま接点改善されただけ…と寿命を短くする原因にもなります。

FC掃除前ソフト

起動しないFCソフト

ではどうやって汚れを落とすのか?
当店では「サンエーパール」や「無水エタノール」「綿棒」を使用しています。
サンエーパールとは、超微粒子の研磨剤が含まれたもので、貴金属の最終仕上げにも使われるアイテムです。

BEEPでは無水エタノールでは落ちないような汚れによく使用しています。
どちらのアイテムも使用方法は、綿棒にちょこんとサンエーパールや無水エタノールをつけ、基板をゴシゴシと擦るだけです。
※力を入れすぎると割れや大きな傷がついてしまう事もあるのでご注意ください。

それではさっそく清掃していきましょう。
綿棒で擦ってみると…!

黒くなった綿棒

少し擦っただけで綿棒が真っ黒に!
そうこの汚れが読み取り不良を起こしていた原因です。

クリーニング前はそんなに汚れているようには見えませんでしたが、擦ってみると一目瞭然。
先ほど起動しなかったカートリッジもこの通り起動するようになりました!

起動するようになったFCソフト

今回はファミコンソフトを使いご紹介しましたが、ゲームボーイやPCエンジンなど様々なカートリッジにも使えます。
起動しないソフトがあった時にぜひご活用くださいませ♪

■カートリッジケースクリーニング編

スーパーファミコンなど溝の多いカートリッジは拭いただけだと綺麗にするのは難しい!
そんな時BEEPではどうしているか?その方法を紹介していきます。

SFC掃除前

まずは表面の汚れを落とす作業です。
洗剤の「マイペット」をマイクロファイバータオルに付け、拭いていきます。
拭く際ラベルにマイペットが染み込まないように気を付けましょう。

SFC半分掃除

半分ほど拭いてみましたが、かなり汚れが落ちましたね。
拭く前と後の境界線がはっきりとついています。
そして残りの面を拭き終わったら次は溝の部分に取り掛かります。

SFC溝部分

溝の部分はタオルだと拭きとれないことがあるので、歯ブラシを使って磨いていきます。
どんな歯ブラシでも大丈夫ですが、毛先が丸くなっていないものの方がよく落ちるのでオススメです。
マイペットを少しだけ毛先につけ、ゴイゴシと擦っていきましょう。
※この時もラベルに染み込まないようご注意を!

SFC溝掃除

しっかりと磨き終わったら、後はマイペットを拭き取れば完了です。
タオルや綿棒で拭き取ってみましょう。
さあどうなったか…?

キレイになったSFCソフト

汚れやごみがキレイさっぱりなくなりました!
新品とまではいきませんがかなり汚れは落ち、ピカピカになりました✨

以上で今回のカートリッジクリーニングは終わりとなります。
しっかりとクリーニングすれば昔遊んでいた思い出のゲームも復活することもございます。
BEEPでは記事でも紹介した「サンエーパール」や拭くための「デリケートクロス」を販売していますので、よかったらお家のゲームソフトの掃除に使ってみてくださいませ!

サンエーパール_クロス

BEEPでは国内の家庭用ゲームだけでなく、PCソフト、アーケード基板など幅広く買取強化しています。箱・説明書がないもの、状態が良くないものでも大募集中です。
ご自身のコレクションや、遊ばなくなったアイテムがありましたらBEEPにお持ち込みいただけると嬉しいです。

どうぞよろしくお願いします。

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