【BEEPでドローンもいいじゃない?】7年前ですでにレトロ枠!DJIの懐かしの入門用ミニドローン「Spark(スパーク)」のご紹介です。

どうもお世話になっております。BEEP秋葉原店の基板担当でございます。

これまで私の担当したブログの投稿はゲーム関係の話題が中心となっておりましたが、BEEPの姉妹店での幅広い取り扱いアイテムを知っていただくために今後は通常の基板の話の他に、私が個人的に趣味にしているホビーラジコンと各種ドローンについての話題も時折織り交ぜてご紹介させて頂こうかと思います。

普通なら新発売の話題の最新アイテムの紹介やレビューを書く所なんでしょうが、
そこはBEEPのブログですので普段当社で買取させて頂いているレトロな中古アイテムをご紹介できればと思います。よかったらサッと読んでみて下さいませ。

さて、そんな感じで今回はBEEPの姉妹店のホビー専門部門「カートイワークス」より
誰でも気軽に飛ばせるドローンの『Spark(スパーク)』をお借りしましたので、ご紹介します。
DJI Spark 本体

『DJI Spark(スパーク)』はDJIが2017年に発売した民生用ドローンです。最近のように思われるかも知れませんが近年発展の目覚ましいドローンでは7年前のアイテムはもう充分レトロな生産終了モデルとなってしまいます。世界で最も有名な中国のドローンメーカー「DJI」はそれまでも有名な「Phantom」や「Mavic」などの本格的な撮影が楽しめる空撮機シリーズをメインに発売していましたが、そんな中で初心者向けのエントリーモデルとして登場したのがこのSparkです。

Sparkの大きな特徴はサイズと操作方法です。。
ドローンの代名詞ともなった有名な空撮機のPhantomシリーズを例にあげると、こちらは4つのモーターの対角軸間距離が350mmほどで大きなプロペラも含めると対角の大きさが500mmを超えてきますので、近くで飛ばすとかなりの大きさと風圧で緊張感があるんですが、
このSparkはプロペラ込みでも300mm以下とかなり小さく、飛行音も静かなので近距離でもそれほど恐怖感がありません。バッテリーを含めた飛行重量も300gほどで当時としてはかなり軽量なモデルです。

そしてこのSparkは送信機がなくてもスマホをコントローラーとして使って飛ばしたり、パームコントロールという手のひらの動作を見せるだけで被写体に近づいたり撮影したりといった操作が行えたりと撮影よりもドローンの体験や遊びの要素を多く盛り込んだ初心者向けモデルの先駆けでした。
DJI Spark外箱

というわけで説明はこの位にしまして早速今回私の手元に来た個体を確認してみました。
まだ動作確認をしていないとの事でしたのでついでに私が軽くチェックしつつご紹介します。

外箱と付属品の内容物はこんな感じです。
DJI Sparkインナーケースと本体

・発泡スチロール製のケースと本体

DJI Spark 送信機・DJI製送信機GL100A

DJI Spark付属品一覧
・バッテリー2個、専用充電器、予備のプロペラ
・専用プロペラガード

DJI Spark付属品ポーチ

DJI Spark各種マニュアル
・付属品収納用のポーチ
・説明書各種

今回の個体はセット品で付いていたオプションのDJI用送信機が付属しています。
送信機がなくても専用のスマホアプリから操作出来ますがやはりコントローラーのほうが
細かい操作が可能ですので安心して快適に飛ばすことができます。

DJI バッテリー裏面 DJI バッテリー裏面

まずは何はともあれバッテリーの充電からです。本体のバッテリーは付属の充電器で急速充電が可能です。コントローラーも充電が必要なため、別途USB機器用の充電器をご用意下さい。

DJI Sparkライト点灯

長期保管品でしたのでバッテリーの充電に若干時間が時間がかかりましたが、無事に充電完了!送信機との接続もすでに行われてていたため、通電してすぐに使用できる状態になっております。ちなみにアプリ上からバッテリーの動作状態と今までの充電回数も確認できます。今回の個体は2個のバッテリーがそれぞれ充電回数6回と17回になっていました。まだまだこれから、という使用可能ではありますが、(メーカー推奨のバッテリー交換目安は1~2年とされており、それなりに劣化が進んでいる可能性はあります。)

DJI Sparkカメラとジンバル
本体はそれなりに使用感がありますが、目視での確認では大きなひび割れ等のダメージはありません。フロントにはコンパクトな2軸ジンバルに搭載されたカメラと赤外線による障害物センサーがあります。動画の撮影の性能は最大でフルHDでフレームレート30Pと今となっては見劣りしてしまう所が多いですがそこはDJIの機体、2軸ながら安定した動作のジンバルを使用したスムーズな映像でスペックから想像するよりきれいで安定した動画を撮影することが可能です。

DJI Spark本体裏面 DJI Spark本体裏側ビジョンセンサー

機体の裏面にもセンサーがあり、このセンサーで下方の状況を把握して正確なポジションを維持するためちょっとした風程度でしたら操作しなくても現在の位置をキープします。

DJI Sparkプロペラ傷

DJI Sparkプロペラガード

プロペラには先端に数か所傷があります。しかしながらドローンにとってはプロペラは最も安価で重要な消耗品です。プロペラのダメージは飛行に支障が出たりモーターへの負荷が増える事がありますので本格的な飛行の際は付属している交換用のプロペラにサクッと変えたほうが良いでしょう。また付属のプロペラガードを取り付ければより安全な飛行ができると思います。

DJI Spark 送信機アーム展開 DJI Spark送信機操作部

送信機は非常にコンパクトですが非常に細かい操作が可能です。
フライトモードやスティックの操作モード等様々な機能が付いています。送信機の下部のアームを展開してスマートフォンを挟む事ができ、スマートフォンに接続することでカメラの映像を見ながらの操作も可能です。

 

さて、チェックして撮影している間に充電も完了したので早速動作チェックです。送信機と機体の電源を入れ、機体とスマホをwifiで接続。その後専用スマホアプリの「DJI GO4」から機体の状況が見られるようになります。通電するとDJIの独特な起動音とともにモーター下部のランプが点灯して機体の状態や向きを教えてくれます。

DJI Spark送信機とアプリの接続確認

ということで懐かしの機体なのでチュートリアルを見ながらですが無事に手持ちのAndroidタブレットへの接続も成功しました。(もちろんiphoneやipadへの接続も問題ありません。)カメラの映像も良好です!

DJI SparkGPS認識チェック

ついでにGPS信号の受信をテストするために秋葉原店のビルの屋上に持っていきました。電源を入れてしばらく待つと…衛星からの信号を受信して無事に安定飛行モードに入る事ができました。この状態の飛行ではセンサーに加えてGPPSの測位情報も使えるため一段と機体が安定します。(屋内ではGPS信号が拾えないため、若干飛行に注意が必要です。)

※後述しますが屋外での飛行テストは航空法の制限があるため行っておりません。

DJI Spark飛行テスト

再び屋内に戻って飛行テストも行いましたが、バッチリ飛んでくれました。流石に数世代前の機体ですので最新機種に比べれば見劣りしますが、微妙な操作にもしっかり反応し、特に問題ありませんでした。動画も撮影したんですが、ブログの制限でアップ出来ませんでしたのでスクショだけで失礼します。

DJI Spark送信機とアプリの接続確認
ということで、かなり簡単にですがDJIのドローン「Spark」のご紹介でした!

こちらの商品は秋葉原店の店頭にてしばらく販売しております。

価格は消費税込み¥14,800となります。古めの機種で低価格モデルとはいえ、元はメーカー定価¥65,800(送信機と追加バッテリー込みだと10万くらい)の立派な性能を誇るドローンです。いわゆるおもちゃのトイドローンとは性能が段違いで、本来はこの価格で買える物ではありません。

ただし、安い理由は他にもありまして、実はこのSparkは最新機種のような内蔵リモートIDに対応していないため、航空法の制約によりこのままでは機体の登録が出来ず屋外で飛ばすことができません。
屋外で飛行出来るようにするには改造や外部に機器を追加するなどの準備が必要です。これは初心者の方にはハードルが高くいっそ現行の安いモデルを買う方がストレスはないかと思います。

というわけで屋外の空撮等の用途にはおすすめできません。
また飛行性能も少し前の世代のモデルですので現行機には及ばず狭い空間では飛行に若干スキルが必要になりますが、逆に今後空撮をやってみたい方や、無人航空機操縦技術者の免許を取得したい方が練習用として自宅や屋内練習場でスキルを磨くのに使にはうってつけのコスパ最高の訓練機なのでは?と思った次第です。上記の理由で買う人を選びますが、この可愛らしいミニドローン、デビューに向けた訓練やちょっとしたお試しにいかがでしょうか?

その他Sparkについては発売元のDJIにサポートページがありますのでぜひそちらも参照してみて下さい。

DJI Sparkサポートサイト

※屋内での飛行は航空法の適用外となりますが、飛行する場所の安全の確認や
許可の有無など、ルールとマナーを守って使用して下さいね。

※こういったドローンは今回の機体のように初心者向けモデルであってもかなり高度な機能を持つ機体が多く、全機能の入念なチェックを行うことが難しいため基本的な動作の確認のみチェックして現状の状態での販売を行わせて頂くことがございます。(商品説明に明記しております。)細部のチェックは購入者の方に行って頂くことで安価にご提供しておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

ラジコン、ドローンの買取も専門のスタッフがしっかりと査定しております。
買取をご希望の方はぜひBEEPの姉妹店「カートイワークス」までお問い合わせ下さいませ。

詳細はこちらも合わせてご覧ください。

カートイワークス HP
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「カートイワークス」

〒348-0065埼玉県羽生市藤井下組171
フリーダイヤル:0120-329-101
TEL:048-598-6552

 

 

 

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