どうも！ いっちー☆ほしです！
最近、プレイステーション2本体が発売されてから20年以上経ったことをしみじみと感じている中で、実は未だにPS2でしか遊べないソフトがたくさんあるのを思い出しました！
しっかり調べてみると、予想以上にたくさんあることを知り、何気にビックリ。そういったタイトルたちが、移植されずに埋もれていってしまうのはもったいないではないか！ と思い、今回、個人的にもプレイした事のある、PS2でしか遊べないソフトを5点ピックアップしてみたので、気になったらお持ちのPS2本体が元気に動いているうちに遊んでみてはいかがでしょうか！
PS2以外に移植されていないソフト5選
■BUSIN0 ～Wizardry Alternative NEO
BUSINの続編。引き続きペルソナや女神転生で有名なアトラスが手掛けたウィザードリィシリーズです。アトラス特有の独特な世界観で展開されるので好きな人はハマと思う作品です。古典的ウィザードリィが量産されていた国産ウィザードリィの中では、一番古典的な型にはまらなかった作品なのでとても好評であったと思います。
また、寺田克也氏のキャラデザはウィザードリィの陰鬱で殺伐としたダークでファンタジックな世界観に、本当に映えます。そして、前作よりもあらゆる点でパワーアップしています。新しい職業が追加されていたり、プレイアビリティが向上してたりします。ゲーム自体が軽快になったので、ダンジョンRPGとしても遊びやすくなりました。何よりキャンセルできなかった攻撃時のモーションがカットできるようになったのは良かったと思ってます。
■ウィザードリィエクス ～前線の学府～/ウィザードリィエクス2 ～無限の学徒～
ウィザードリィエクスは学園ものWizです。学園ものだから少しはライトな感じになっているのかな？と思ったら大間違いでした。中身はすぐに即死するWizardryそのものなので、勘違いしない方が良いです…。そして、『前線の学府』は『無限の学徒』と比べるてみると、不親切さと不条理さ満載のゲームでした。（Wizではもちろん褒め言葉）なので遊んでみようかな？と思って手を出すなら、まず学園ものだということは忘れた方がいいです。正直難易度は高めです。
その点、『無限の学徒』は、チュートリアルからかなり遊びやすく優しめな感じでした。ボリューム感も『無限の学徒』のほうが多いのでお勧めですね♪
ウィザードリィエクス ～前線の学府～は、3DダンジョンRPGの元祖『ウィザードリィ』を元に作られたのですが、そこになぜか「学園要素をブチ込む」というとんでも発想をいれてしまった作品です。キャッチコピーは「ウィザードリィ史上初、学園RPG!」と言っていたような…。往年のファンは思わず声を上げたのではないでしょうか。ただ、開発スタッフは、かつて『ウィザードリィエンパイア（PS版1&2）』を作ったスタッフが中心となっているので、そのせいか魔法の名称や全体のゲームバランスなどはエンパイアシリーズが元となっていると思われます。
ウィザードリィエクス2 ～無限の学徒～は、前作の問題点や不満点を洗い出し、徹底的に解消しています。ウィザードリィの名を冠する他作品と比べてあまりに異質な外観から「萌えWiz」「学園物Wiz」と揶揄されがちでしたが、キャラ育成&アイテム集め、歯ごたえのある戦闘バランスといったウィザードリィが持つ楽しさはしっかりと踏襲しているので特に言うことが無い作品です。グラフィックに抵抗がなければぜひプレイしてほしいですね。
■どろろ
手塚治虫氏の漫画『どろろ』がPS2のゲームになってたんですよ。
魔神によって奪われた体の部位を取り戻すため、全身に仕込まれた武器で妖怪と闘う剣士「百鬼丸」と相棒「どろろ」の物語を3Dアクションゲーム化した作品になります。
そして、パッケージのイラストを見て、お気づきかと思いますが『沙村広明（さむら ひろあき）』先生がキャラデザを担当しております。代表作としては『無限の住人』がわかりやすいですかね。連載中では、『波よ聞いてくれ』『ベアゲルター』がありますよ♪
ゲームをプレイしていて凄いと思ったことは、48箇所の部位を取り戻すという原作の設定を上手くゲームデザインに取り込んでますが、目を取り戻すと視界が白黒からカラーになったり、触感が戻るとコントローラが震えたり、腕が戻って二刀流に、足が戻ってダッシュが可能になるなど、魔神を倒すたびに百鬼丸に様々な変化が起こります。これは良く出来ていたなと思いましたね。
そして、原作自体は打ち切りに近い状況だったので、原作のオリジナル設定を交えつつキチンとまとめて完結しています。最終盤の展開はオリジナルではあるのですが感動的でしたね。ちなみに成長したどろろが見られたはずです。
■ラジアータ ストーリーズ
『スターオーシャン』で有名な、AAA（トライエース）製のRPGですね。
当時は、歌手の玉置成実氏が歌う楽曲「Fortune」をテーマソングだったりしましたね。懐かしい♪
キャラ数の多さが特徴的で、その数、約250人…。多すぎるでしょ。城の衛兵といったいわゆる「モブキャラ」、同じ姿の「色違いキャラ」はごくわずかしかいません。ほとんどの人物は容姿・喜怒哀楽の表情・状況ごとのセリフ・特殊モーション、さらに一部キャラは制服・私服の2バージョンまであったりします。仲間は（主人公や一時参戦のキャラも含む）全177人。戦士、僧侶、魔術師、盗賊、モンク、暗殺者、農夫、老人、子供、エルフ、ゴブリンなどなど書くのが大変なほど…。立場・性格・経歴などが細かくひとりひとりに設定され、これだけの量のキャラクターがいるにもかかわらず、キャラ被りがほとんど起きていないのも凄いことだと思いました。
ここまでキャラづくりを徹底していたのですが、ストーリーはとてつもなく重く鬱要素ありの作品となってます…。やってみるとなるほどね…。となると思いますよ。
■ボクと魔王
今までのゲームでは、「勇者」と「魔王」は世界に一人だったと思います。
ですが、このゲームでは「勇者大学」を出てしっかり勇者という職業資格を得た勇者達による「勇者協同組合」が存在してます。また、あちこちの村や町で突然「魔王」が現れたりもします。そんな中、主人公は片田舎のただの少年だったのですが、そこに自称「大魔王」の転生体がいきなり現れた挙句、なぜか部下（仲間）にされ、更にとある事情でエリート勇者からお笑い勇者に転落してしまった女性が新たな同行者に…というよくわからない展開へ…。仲間になるキャラは個性が強く、人の話を聞かず理論を勝手に展開する変人学者、元魔王の魔族達など、まともなメンバーはいません。
また、オバケ達(敵モンスター)にも、名前からして変な敵の名前が多いです。ゲームが進むと「平和主義のカバ」「逆恨みのミイラ」「寒々しいワニ」等など、名前だけでも個性的な敵キャラがたくさん出てきます。個性が強い作品だと思いますが、面白みがあっていいと思いますよ♪
と、5選紹介してきましたが、まだまだPS2から移植・リメイクされていない作品はたくさんあります。
比較的、手に入りやすい価格帯のものが多いので気になったら購入してみてはいかがでしょうか？
その際は、ぜひBEEP秋葉原店へのご来店お待ちしております。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は何を書こうかな～。それでは、お楽しみに！
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